とあるランナーのぼやき社会情勢ネットカフェ難民に何故陥ったのか?

社会情勢

ネットカフェ難民ワーキングプア格差社会が到来し富める者はますます富み、貧乏人はますます貧乏になっている。働けど働けど、低賃金の為にアパートも借りられず、企業の使い捨てにされている弱者達。彼らはニートとは別だ。現状を打開しようにも様々な問題があるためにそこから抜け出せないでいる。脱フリーターを目指し、国もこれまで様々な政策を出してきたがどれもピントのずれたものだった。

今回、厚生労働省が打ち出した方針はどうだろうか?ネットカフェ難民を救済するために公共職業訓練の受講者を対象に、住居・生活費として月15万円を融資するそうだ。しかもこの制度では、年収150万円以下の受講者に対しては、融資ではなく実質的に給付となるそうなのだ。一見するとネットカフェ難民にとってはとても良い制度のように思えるが、こりによりどれだけのネットカフェ難民が救われるのだろうか?

私にはこれは外科的な処置にしか思えない。もちろん、緊急時には外科的な処置も必要だろう。だが、派遣大手のグッドウィルが廃業に追い込まれたように、そもそも産業構造を行わなければならないのではないだろうか?職業訓練を受けて、その結果就職が出来たとしても、その先の企業が薄給で彼らを雇わないとは言えないだろう。ネットカフェ難民側の問題も見逃してはならない。そもそも彼らは社会人としての人間性があるのか?昨今の若者は辛抱・我慢が足りないと、年配者から言われている。これは半分正解で、半分間違いだろう。時々、信じられないような理由で会社を退職する人がいるが、その一方でうつ病を患う人も年々増加している。

私は価値観をどこに置くかが重要だと思う。お金なのか?心の安定なのか?人間関係なのか?稼ぎたい人はとことん稼げばいいと思う。収入の格差はそれが正当なものなら誰も文句は言わない。ところが今起きている格差社会はそれとはかけ離れたものではないだろうか?若者が希望の持ち難い社会となっているのだ。見本となる大人がいない。閉塞感・無力感が蔓延している。いくら外科的に今いるネットカフェ難民を救っても毎年、新たなネットカフェ難民が出てくる。その原因は何なのか?

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